2014年11月27日木曜日

陽明学より“六然訓(りくぜんくん)”

陽明学より“六然訓(りくぜんくん)”

 自処超然(自ラ処スルコトチョウゼン)
 処人藹然(人ニ処スルコトアイゼン)
 有事斬然(有事ザンゼン)
 無事澄然(無事チョウゼン)
 得意澹然(得意タンゼン)
 失意泰然(失意タンゼン)

 『自処超然』とは、自分を絶えず突き放し眺めること。
 『処人藹然』とは、人と接するときは和やかな気持ちでということ。
 『有事斬然』とは、何か事があるときは、ぐずぐずしないできびきびとやること 。
 『無事澄然』とは、何も事がないときは、水のように澄んだ気でいること。
 『得意澹然』とは、物事が上手くいって得意な気分のときは、努めて淡々とした態度を示すこと。
 『失意泰然』とは、失意のときは、やせ我慢でいいからゆっくり落ち着いていること。

 崔 銑(さいせん、中国古代の学者)の残した言葉と言われている
 

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