2014年1月6日月曜日

シンクロニシティとは( synchronicity)

シンクロニシティとは、カール・ユングによって提唱された偶然的な一致の同時発生のことである。

日本語では『共時性』(きょうじせい)ともいい、心に思い浮かんだ事象と現実の出来事が一致すること、たとえば電話をかけようと思っていた友人から、こちらから電話をかける矢先に、約束していたわけでもないのに電話があった、など。通常の「因果論」(Aという原因のためにBという結果が発生した、という考え方)とは異なる。 ユングは社会のコミュニティの中で発生する連続的な事象と結果が同一となり得るのはコミュニティの外部や因果関係から発生すると唱えた。

ただしこれは「科学」とは認められていない。

「科学」の定義とは、数値に置き換えられることであり、再現が可能であることが必要最低条件であるため、シンクロニシティはこの定義に当てはまらず、「似非科学」または「疑似科学」に該当することになる。

日常生活でのシンクロニシティ

デジタル時計を見たら、11:11:11だった。
出かけるときに慌てていたため財布を忘れたことでいつもの電車に乗り遅れたが、その電車が事故にあった。
昔の同級生の話をしていたら、その同級生から電話がかかってきた。
傘を持って出かけたら電車の中に傘を忘れてしまい、駅に着くと同時に雨に降られた。

ニコニコ大百科より

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